そんな疑問に答えます。
- 同人ゲーム作品でよく使われるゲーム制作ツールがわかる
- 制作ツール別の、販売同人作品数などが具体的にわかる
この記事を書いている僕は、フリーゲーム制作歴5年ほど。
また、ゲームに関するブログ・サイトも複数運営し、こちらも5年近くになります。
こういった僕なので、
客観的にみても「個人・同人でのゲーム制作にはある程度詳しいのかな」と言えると思います。
ということで、今回は、同人・個人ゲームを作る際に、
「実際によく使われるゲーム制作ツールはどれなのか」というのを実際に見ていきたいと思います。
もし、この記事を読んで「参考になった!」「自分もゲーム作ってみよう!」と思えれば、
最高に楽しくて毎日がワクワクするゲーム作りの世界にぜひ飛び込んでみてください。
もし「参考にならね…」「つまんね…」ということでしたら、
「クソ記事じゃねーか!」とツイッターで超絶発信お願いします笑
※ちなみに、そもそも同人ゲームを作る際のオススメゲーム制作ツールは4つだけです。
具体的な理由も含めて下記の記事で解説していますので、
まだご覧になっていない方はこの記事の前にご覧いただくと、より理解が深まると思いますよ。
比較1:「ゲーム投稿サイト」で比較する
今回は、無料フリーゲーム投稿サイトの「ふりーむ」を用いて比較します。
方法としては単純、
「検索キーワードに「ゲーム制作ツール名」を入れて検索して、ヒット数を調べる」
というものです。
- RPGツクール
- ティラノビルダー
- アクションRPGツクール
- SRPG Studio
で検索をかけてみようと思います。
では、その結果がこちらです。
キーワード | 「ふりーむ」検索ヒット数(2020/9/10現在) |
「RPGツクール」で検索※1 | 3944本 |
「ティラノビルダー」で検索 | 842本 |
「アクションゲームツクール」で検索※2 | 23本 |
「SRPG Studio」で検索 | 95本 |
こう見ると「RPGツクール」シリーズの利用者が圧倒的多いことがわかります。
もし、人気のツールでゲーム作りを始めたい場合は、「RPGツクール」か「ティラノビルダー」がいいと思います。
>>RPGツクールMZ
>>ティラノビルダープロ
>>アクションゲームツクールMV
>>SRPG Studio
※補足1
「RPGツクール」はシリーズ全シリーズの累計が3944本です。
前シリーズの「RPGツクールVX Ace」「RPGツクールMV」の合計が3300本ほど。
2020/8/20に発売された最新作の「RPGツクールMZ」での作品はわずか7本です。
発売されたばかりで、最新作ツールで作品はまだ完成していない人が多いですね。
とはいえ、圧倒的に「RPGツクールシリーズ」が人気のシリーズであることがわかると思います。
※補足2
同様に、最新作2020/6/19発売「アクションゲームツクールMV」もまだまだ作品が完成されていませんね。
「アクションゲームツクール」シリーズだと23本の作品数ですが、
最新作の「アクションゲームツクールMV」に限るとわずか12本です。
作品数が圧倒的に桁違いだね…!
ちなみに、他の人気ゲーム制作ツールは?
上記の4つ以外にも、「ふりーむ」で人気のゲーム制作ツールは2つあります。
- WOLF RPGエディター:1105本
- Unity:420本
WOLF RPGエディターとは、RPGツクールシリーズのように自由にゲームを作れるツールです。情報量やサポート、コンテスト機会や操作性などでRPGツクールシリーズにはやや劣る印象ですが、無料というのが一番大きな魅力です。
とにかく無料でゲーム作りを始めたい!という人にオススメです。
また、Unityは高性能なゲーム開発エンジンですが、それゆえに操作やプログラミングなど激ムズです。ただし、ポケモンGOや白猫プロジェクトなども作られるエンジンであるため、極めれば実現できることが非常に多いです。
プログラミングをバリバリやっても苦にならないような上級者向きのツールです。
※WOLF RPGエディターに関する記事は近日公開予定です!
>>Unity
比較2:検索キーワードで比較する
では次に、グーグルのキーワードプランナーというツールを使って、僕のオススメツール4つの比較をしていきたいと思います。
キーワード | 「キーワードプランナー」 月間平均検索ボリューム |
RPGツクール | 1万~10万 |
ティラノビルダー | 1000~1万 |
アクションゲームツクールMV | 1000~1万 |
SRPG Studio | 1000~1万 |
検索されるキーワードを見ても、やはり「RPGツクール」シリーズは人気であることがわかります。他のツールと比べても1桁多いですね!
また、せっかくなので先に出てきた、WOLF RPGエディターとUnityについてもまとめておきます。
キーワード | 「キーワードプランナー」 月間平均検索ボリューム |
WOLF RPGエディター | 1000~1万 |
Unity | 10万~100万 |
検索キーワードとしては、
「RPGツクール」シリーズのその1桁上回り、Unityが一番だということがわかります。
ただ、だからといって「じゃあ人気のUnityでゲームを作ろう!」と単純に考えるとゲーム作りは失敗に終わる可能性があります。
先ほどのゲーム投稿サイト「ふりーむ」での作品を考えて見てください。
Unityの作品数は420本でした。
検索キーワードのボリュームの割に、完成している同人・フリーゲームは少なくないですか?
何度も言うように、Unityは超高性能なゲーム開発エンジンで現役のプロがUnityをばりばり活用してゲームを制作しています。そのため仕事で使う人も多いため検索キーワードとして大きくなるのです。
趣味でプログラミングなしでゲーム制作をしたい場合は、一切オススメできないツールです。
初心者でプログラミングなしでゲーム作りたいなら、「RPGツクール」一択だとも思います。
※とはいえ、実は0円でプログラミングを学ぶ方法もあります。
それでも「ゲーム作るなら本格的に頑張りたい!」という人も今は非常に多いです。
ただし、99%の人が『独学=挫折』なので、TechAcademyで1週間無料で学習してみるのはありかもです。ゲーム制作のためのUnityコースで学べるのはここだけです。
まとめ:結局どの「ゲーム制作ツール」がいいの?
では今までのことをまとめて表にしておきます。
キーワード | 「ふりーむ」検索ヒット数 | 「キーワードプランナー」 月間平均検索ボリューム |
RPGツクール | 3944本 | 1万~10万 |
ティラノビルダー | 842本 | 1000~1万 |
アクションゲームツクールMV | 23本 | 1000~1万 |
SRPG Studio | 95本 | 1000~1万 |
WOLF RPGエディター | 1105本 | 1000~1万 |
Unity | 420本 | 10万~100万 |
まず、同人ゲーム・フリーゲームを作る際に、
多く使われるツールとしては、「RPGツクール」シリーズが圧倒的に多いです。
作品数も毎月の検索ワードも多いことから情報量や需要も大きく、今一番オススメと言えます。
Unityは検索キーワードが多いものの、操作性が難しくなかなか個人でゲームを完成させることが大変なため、作品数は少なめ。ただし、将来的に仕事にも結びつけたい・プログラミングを本格的に学びたいという場合は、オススメ。
とにかく無料なら、WOLF RPGエディターもありです。
ですが、個人的にはWOLF RPGエディターするなら、機能やサポートの完全上位互換の「RPGツクール」シリーズ最新作のツクールMZの方がオススメ。
あとの、ティラノビルダー、アクションゲームツクールMV、SRPG Studioに関しては、
制作できるゲームのジャンルがそれぞれ違うため、自分の作りたいジャンルが決まっているなら、そのツールがいいと思います。
- ティラノビルダー:ノベルゲーム(ひぐらしのなく頃になど…)
- アクションゲームツクールMV:アクションゲーム(代表:スーパーマリオ、ロックマンなど…)
- SRPG Studio:シミュレーションゲーム(スパロボ、など…)
※下記の記事では、ジャンルごとにオススメゲーム制作ツールをまとめています。
いかがでしたでしょうか?
記事の初めにもお伝えしましたが、もし「ゲーム作りって楽しそうだな」と思った方は、
最高に楽しくて毎日がワクワクするゲーム作りの世界にぜひ飛び込んでみてください。
ちなみに、このブログでは、ゲームの作り方やコツなどを無料で全て公開しています。
少しでも毎日有益な記事を発信しますので、ぜひブックマークして定期的に情報チェックをしてもらい、ゲームのクオリティアップにつながれば幸いです。
>>RPGツクールMZ
>>ティラノビルダープロ
>>アクションゲームツクールMV
>>SRPG Studio
>>WOLF RPGエディター
>>Unity
※Unityでのゲーム作りを仕事をしたい人は0円で体験も。
「ゲーム作るなら本格的にプログラミングを学びたい!」という人も今は非常に多いです。ただし、99%の人が『独学=挫折』なので、TechAcademyで1週間無料で学習してみるのはありかもです。ゲーム制作のためのUnityコースで学べて、ゲーム業界を目指すのも一つです。
「みんなが使っている制作ツールを使いたい」
と思うんだけど、
結局同人ゲーム・フリーゲーム作る人ってどんなツール・ソフトを使っているの?