ゲームの「シナリオ」「ストーリー」「物語」の作り方のコツは『逆算の4ステップ』です

チエルク
ゲームを作る時の、
「シナリオ」・「ストーリー」・「物語」の考え方・作り方のコツってなんだと思う?

 

ノチェチ
一言で言えば、「逆算」すること
これを念頭に、考えてみよう。

 

面白いゲームを作る時に欠かせない要素が、「ストーリー」・「物語」です。

もちろんこれらの存在しないゲームもありますが、
基本的にはこれらが面白いかどうかでゲーム全体の印象が変わります。

そんな大切なストーリーを考える時には「逆算」することが制作のコツとなります。

 

ノチェチ
「逆算」とは、
「物語の終わりから物語を考えるということ」です

 

実際にゲームを作ってみるとわかりますが、
物語の最初からストーリーを作っていると、途中で辻褄が合わなくなったり、うまく伏線が張れなかったりします。

 

 

 

 

1:「ゲームクリアの条件」・「最終目的」を考える

 

「最終目的」つまり「何をすればゲームがクリアになるのか」を考えます。

例1:「悪の魔王を倒しに行く」(ドラクエなど…)

例2:「好きな人と恋人になる」(恋愛ゲームなど…)

例3:「事件の犯人を追う」(推理ゲームなど…)

 

ゲームの最終目的は、作るゲームのジャンルなどによって異なります。

「いきなりこれを考えるのか?」と思うかもしれませんが、物語の終着点を先に考えておくことが重要です。

自分自身がどんなゲームを作りたいか制作したいか、何を表現したいのかをじっくり考えましょう。

 

 

2:「最終目的」を目指す「理由」を考える

 

なぜ主人公たちは「目的」を達成するために行動するのでしょうか?
その理由を考えることが大切です。

例1:最終目的「悪の魔王を倒しに行く」

なぜ?→「恋人との生活を守る為」・「世界を守る為」など…

 

例2:最終目的「好きな人と恋人になる」

なぜ?→「好きな人と恋に落ちたいから」・「好きな人を守りたいから」など…

 

例3:最終目的「事件の犯人を追う」

なぜ?→「被害者の復讐のため」・「さらなる被害者を出さない為」など…

 

「最終目的」を決めて、それを達成する「理由」を考えるだけで、ストーリー・物語が簡単にできました。

 

ポイント!

盛り上がる物語のコツは、良い意味での「裏切り」です。

たとえば、

 

例1:最終目的「悪の魔王を倒しに行く」

なぜ?→「自分が悪の魔王になるため」

 

にすると、実は腹黒い主人公が、最後の最後に暴かれるという展開になります。

このような、ゲームをプレイする人が、驚く展開を仕込むためにも、

最初に「最終目的」と「それを達成する理由」を考えることは重要なのです。

 

 

3:主人公(ヒーロー・ヒロイン)を決める

ここで初めて、主人公を考えます。

いわゆる王道と言われるストーリー・物語を作る際のポイントは、主人公の「成長」です。

 

最終目的:「魔王を倒しに行く」

なぜ:「恋人を守る為」

主人公:「普段は他人を全然守ることのできない弱い主人公」

 

普段はダメダメな主人を、物語の序盤から描きます。

それでも、旅を通じて恋人と出会って、仲間と出会って、そして問題を一緒に乗り越えて…

そんな中で「成長する」ことによって、物語に深みを持たせることができます。

 

4:小さな「物語」を組み合わせていく

ここまで考えると、あとは細かな物語を考えていきます。

最終目標:「魔王を倒す物語」

なぜ:「恋人を守る為」

主人公:「普段は他人全然守ることのできない弱い主人公」

 

細かな物語1:

「魔王を倒す為には伝説の剣と盾が必要」

→「伝説の剣と盾の場所を知るのは、〇〇村の村長」

→「〇〇村に行こう」

 

細かな物語2:

「〇〇村に行くための、お金がない…」

→「手っ取り早く稼ぐために、闘技場で1位を取ろう」

→「闘技場で1位を取るためには、もっと強い仲間がいる…」

 

…という具合に、細かな物語・ストーリーを考えます。

あとはこれらをうまく組み合わせることによって、勝手に物語は作れます。

 

 

シナリオ・物語・ストーリーを作る4ステップまとめ

 

最後にもう一度、この4ステップを整理します。

  1. 「ゲームクリアの条件」「最終目的」を決める
  2. その「最終目的」を達成する「主人公」を決める
  3. 「成長」を描けるような、主人公を考える
  4. あとは細かい物語をいくつも考えて、組み合わせる

 

基本的には、このステップで考えると、ゲームのストーリー・物語は考えることができます。
もちろん、小説や漫画(マンガ)などでもこの考え方は使えます。

 

チエルク
これらのコツさえわかれば、私でもストーリーを簡単に考えることができそう…!

 

意外とゲーム作りにおける大きなストーリー作りは簡単です。

伏線をうまく張りたい場合も、この考え方をすることで、普段から主人公や周りの人物の行動なども演出でき、うまく伏線を張ることができます。

逆に、物語の初めから行き当たりばったりで物語を考えてもうまく伏線は張れません。

 

今回は王道RPGを例に考えてみましたが、他の物語の際でも参考になると思います。

ぜひ、ゲーム完成を目指しましょう!